ソリューション事例

02 使用環境に適した材料選定により
不具合解消と20%コストダウン!

使用環境に適した材料選定により、不具合解消と20%コストダウン!

お客様の業種:材料加工機械メーカー

提案した用途:加工機械部品

本件における「当社の強み」:豊富なラインナップ

お客様が抱える問題

クライアント様の課題

お客様が製造している加工機械には、素材を圧着させるローラー部品にステンレスパイプを使用していました。

しかし、お客様の加工機械を使用する取引先から、製造工程で発生する熱でパイプが変形してしまい、うまく製品ができないと問合せを受けており、改善する方法はないかと当社へご相談がありました。

シンニチ工業からの提案

シンニチ工業からのご提案

お客様へヒアリングしたところ、オーステナイト系ステンレス(SUS304)のパイプを使用していることが分かりました。

当社は様々な用途でステンレスパイプの実績があり、材料についてのノウハウを持っているため、熱膨張率が低いフェライト系ステンレス(SUH409)であれば製造工程で発生する熱による変形を抑えられ、加えて、従来のオーステナイト系ステンレスに比べて材料価格が安価なため、コストダウンの効果も期待できると提案しました。

お客様で性能評価していただいたところ、熱による変形という不具合を解消できることが分かりました。

効果

その結果…

通常市場にあるSUS304ではなく使用環境に適した材料の選定により、熱による変形という不具合を解消できたことで、お客様の取引先の不満は解消されました。

また、パイプの購入価格を20%コストダウンすることができ、お客様にも大変満足していただきました。

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